2008年4月

女性のコレステロールとは

コレステロールは、体にとってとても必要なものです。
しかし、血液中のコレステロールがたくさんありすぎると、動脈硬化を起こし、冠動脈疾患や脳梗塞などを引き起こす可能性が高くなります。
そして、女性に関しては特に閉経後に起こる危険性が高いです。
女性は、ホルモンの「エストロゲン」に守られる時期があるためです。

エストロゲンの働きは、次のようなものです。
1.肝臓でコレステロールの合成を抑制します。
2.悪玉のLDLの肝臓への取り込みを促します。
3.血液中の善玉のHDLコレステロール値を上げます。
さらには、「LDLの酸化の予防」「動脈硬化の予防」「血管壁を丈夫に保つ」などです。

エストロゲンなどの女性ホルモンは、閉経前から徐々に減少していきます。
そのため、働きも悪くなります。
その結果、総コレステロール値が上がり、動脈硬化を進行させやすくしてしまいます。

Posted by banrai | 2008年4月 6日 19:28 |

冠動脈疾患や脳梗塞の危険性

冠動脈疾患や脳梗塞は、動脈硬化によって起こる男性に多い病気です。
男性は、50歳代から冠動脈疾患や脳梗塞が起こる危険性が高まります。
そして、女性に関しては特に閉経後に起こる危険性が高いです。
女性は、ホルモンの「エストロゲン」に守られる時期があるため、男性より遅くなり60歳代からの危険性が高まります。
さらに、男性より女性の方が、喫煙者が少ないことも関係しているとされています。
しかし最近は、女性でも若年で冠動脈疾患や脳梗塞が増えてきているので、注意しなければなりません。

また、メタボリックシンドロームにも注意が必要です。
女性は50歳過ぎたら、主に「内臓脂肪が多いタイプ」から、高脂血症や高血糖、高血圧などが重なると、冠動脈疾患などが起こりやすくなります。
特に、「肥満ぎみの人」「中性脂肪」「血糖」「血圧の値」が高めの人は、注意が必要です。

Posted by banrai | 2008年4月 6日 19:28 |

LDLコレステロール値と危険因子の数

まず、コレステロールが気になる年齢になったら、自分の体の健康状態を知っておきましょう。
日本動脈硬化学会が定めるガイドラインの「血中脂質の管理目標値」というものがあります。
この管理目標値とは、危険因子の数によって設定されています。
危険因子とは、次のような項目のものです。
1.加齢・・・男性45歳以上、女性55歳以上です。
2.高血圧や糖尿病・・・血管が障害され、動脈硬化が進行します。
糖尿病は、危険性が高いため、他の危険因子の3個分です。
3.喫煙・・・悪玉のLDLを酸化させ、動脈硬化を起こす可能性があります。
また、HDLを減少させたり、血圧を上げやすくします。
4.家族歴・・・比較的若年で冠動脈疾患を起こした人がいるときも危険性は高いです。

そして、血中脂質の管理目標値で注目する点が2つあります。
1つは、先に述べた危険因子の数です。
あと1つは、LDLコレステロールの値です。
LDLコレスエテロールの値の計算方法は「総コレステロール値¬–HDLコレステロール値―中性脂肪値/5」です。

Posted by banrai | 2008年4月 6日 19:27 |

高コレステロール血症の治療

LDLコレステロール値が目標値よりも上回っているときは、生活習慣を改善する必要があります。
生活習慣を改善しても、「状態がよくならない」「冠動脈疾患や糖尿病がある」という場合は、薬物療法も併用して行います。
薬物療法で代表的な薬は、「スタチン系製剤」です。
このスタチン系製剤は、肝臓でのコレステロールの合成を抑制する働きがあります。
さらに、スタチン系製剤には、善玉のHDLを増加させる働きもあります。
医師の診断により、このような薬が処方された場合は、きちんと服用してください。
勝手にやめたりしては、いけません。

そして、生活習慣の改善ですが、食事と運動の両方で改善していきます。
まず食事は、エネルギー量を摂りすぎないように注意します。
また、たくさんのコレステロールを含む食品は、摂る量と頻度にも注意します。
そして、運動については、適度な運動をするように心がけます。
適度な運動をすると、善玉のHDLコレステロール値を上げることができます。
適度な運動とは、ウォーキングやジョギング、水泳など「有酸素運度」のものがおすすめです。
また、喫煙している人は、禁煙をします。
体をよく動かすようにして、しっかりと生活習慣の改善を行い、コレステロール値を調整していきましょう。

Posted by banrai | 2008年4月 6日 19:26 |

トランス脂肪酸とホルモン補充療法

コレステロール値を改善するにあたって「トランス脂肪酸」と「ホルモン補充療法」を知っておくことも大切です。
そこで、「トランス脂肪酸」と「ホルモン補充療法」について説明します。

<トランス脂肪酸>
植物性の油を化学的に加工する際にできるものです。
作用としては、LDLコレステロール値を上げてしまいます。
逆に、HDLコレステロール値を下げる作用もあります。
トランス脂肪酸の含んでいる代表的なものは、「マーガリン」「ショートニング」、それらを使った菓子、加工食品などです。
ちなみに、アメリカの一部の地域では、外食産業でトランス脂肪酸を使用することを制限しています。

<ホルモン補充療法>
女性ホルモン剤を使用して、ホルモンのバランスを整えます。
主に、更年期障害などの婦人科系の病気で使用されています。
ちなみに欧米では、閉経後の女性の高脂血症にも用いられていた療法です。
しかし、最近のいくつかの研究結果によると、動脈硬化を予防するには期待ができないとされています。

Posted by banrai | 2008年4月 6日 19:25 |

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